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無料動画情報あり!レストラン厨房で、経営者の大屋正和(坂田雅彦)が刺殺された。遺体周辺にはマカロニが散乱しているうえに、大屋の財布が消えており、物盗りの犯行かに思われた。が、“坊ちゃん”刑事・宇田川(要潤)は遺体の下にはマカロニが落ちてないことに目を付け、犯人が殺害後にマカロニをばら撒いたと主張。「これは物盗りに見せかけた、顔見知りの犯行だ」と、捜査主任・太宰(渡辺いっけい)も感心するほど珍しく“まともな推理”を展開する。
ところが、見習いシェフ・我孫子尚美(新山千春)の証言によれば、死亡推定時刻の午前10時ころに目出し帽を被った男が大屋の遺体から財布を抜き取る現場を目撃したとのこと。しかも、彼女はその男に突き飛ばされ、脳震盪を起こしたのだという。またもや尚美に一目ぼれしてしまったこともあり、俄然ヤル気を出した宇田川は、推理力抜群のフリーター・さくら(貫地谷しほり)のもとへ向かう。宇田川と犯人捜しの“バイト契約”を新たに結んださくらは、さっそく大屋が殺される前日に訪れたクラブ「アセダク」へ潜入。大屋が栗原勝也(松田賢二)という男にケンカをふっかけられたことを知る。実は栗原、大屋から多額の借金をしていた上に、売上金を着服したため、レストランをクビになっていた!
尚美から聞いた住所を頼りに、さくらと宇田川は栗原の自宅へ。ところが、栗原はケンカの件は認めたものの、事件への関与は否定する。栗原は事件発生時刻に駅前のコンビニへ行ったが、財布を忘れたため店内には入らなかったらしい。しかしその際に、客と店員が揉めているのを目撃したというのだ。実際、店員からも「寸借詐欺をした客と小競り合いになった」という証言が得られた。しかも、コンビニと事件現場は車で1時間以上もかかるほど遠く離れており、どう考えても栗原の犯行は不可能だ。
そんな折、宇田川は尚美から呼び出された。何度も非通知の無言電話がかかってきて、気味が悪いと怯える尚美。そこへ、また着信が! 恐る恐る尚美が出ると、相手は栗原だった。尚美によれば、栗原は自分が大屋を殺したと告白し、自殺をほのめかしたという。さくらと宇田川、尚美は急いで栗原の自宅へ向かうが、時すでに遅し。栗原は毒物自殺をした後だった…。しかも、家からは大屋殺害の凶器と盗まれた財布が見つかったのだ! そこで太宰は、栗原が大屋殺しの犯人だと断定。が、太宰の部下・前田(池田努)にはある疑問があった。死体の脇には栗原が死ぬ直前にたしなんだと思われるシャンパンとチーズが置いてあったのだが、なぜかシャンパン・コルクが見当たらなかったのだ。
一方、さくらも疑問を抱いていた。栗原が犯人なら、コンビニの目撃証言と矛盾する。となれば、他にいる真犯人が栗原に罪を擦り付けたとしか考えられない。そこで、改めて栗原の自宅〜コンビニ間を調べたさくらは、民家に設置された防犯カメラを発見。事件当日の撮影テープには、午前10時5分にカメラに向かって手を振る栗原が映っていた! つまり、栗原に大屋は殺せない。しかし、なぜ栗原は防犯カメラのことを話さなかったのか!?
さくらはある結論に至る。栗原は自らの借金をチャラにできるメリットを考え、真犯人の殺人計画に協力。捜査をかく乱させるため、事件前夜にわざと大屋にケンカを売って曖昧なアリバイ証言をし、いったん捜査の目を自分に向けさせた。栗原はのちに、防犯カメラのことを持ち出し、無実を証明するつもりだったのだろう。が、その前に真犯人に殺されてしまった。真犯人は罪を着せるため、栗原の自宅に大屋殺しの証拠品を置き、尚美に電話したのだ。あとは裏づけのみ…――さくらには、すでに真犯人の正体が分かっていた。
「森田さくら、このヤマ、いただきっ!」
そのころ、栗原の自宅には尚美の姿が…。栗原が死んだ部屋からシャンパン・コルクを見つけ、安堵する尚美。そこへ、さくらと宇田川が現れた。「あなた、犯人じゃありませんよね?」と確かめる宇田川。が、その尚美こそが真犯人だった! 尚美は栗原を毒殺した後、彼の携帯電話を盗み、何度も自分の携帯に発信。さらに、さくらと宇田川の目の前でもこっそり発信し、さも栗原から電話があったような芝居をした。その後、2人とともに栗原の自宅に入った尚美は、気付かれぬように彼の携帯電話を戻し、死亡推定時刻を遅らせるため遺体に掛けておいた電気毛布を隠したのだ。「証拠はあるの?」――さくらの推理を覆そうとする尚美。が、その証拠はコルクにあった。実は、尚美が今しがた見つけたコルクは偽物で、本物はさくらが押収済みだった。そこには尚美の指紋が残されているはず…。
やがて、尚美は観念した。実は、尚美の父親は大屋とレストランを共同経営していた。が、大屋は密かに名義を自分ひとりのものに書き換え、事故に見せかけて父親を殺害した挙句、店を手放すと言い出したという。尚美は、父親の店と味を守るため、大屋を殺すことを決意したのだった…。「憎しみからは何も生まれない。結局、あなたはお父さんの味も店もダメにしてしまった」と、切ない表情を浮かべるさくら。一方、宇田川はまたも意中の人が犯人だったことに大ショックを受けるのだった…。
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